本日6月1日の午後、東京都内の各地で「環水平アーク」が目撃されました。
「環水平アーク」とは太陽の下方にほぼ水平な虹のような帯が
できる珍しい現象のこと。
SNSでも続々と画像がアップされています。
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東京各地で目撃された環水平アーク
太陽の光が屈折して虹色に輝く「環水平アーク」
東京に環水平アーク – BIGLOBEニュース https://t.co/AXU4BaidtT pic.twitter.com/eBDld0o5X3
— 旬感ニュース (@shunkannews) 2016年6月1日
さっきの港区上空の虹色、環水平アークっていうんだって!結構珍しいんだって!見れてラッキーー!この間の星ピノといい♪ pic.twitter.com/aa4e6BNXRi
— ファンキーOL奈々 (@nana20090623) 2016年6月1日
スカイツリー真上に見事な環水平アークとハロ(日暈)が出ました。
写真の最上部に太陽、その下の虹色がハロ、さらに下のほぼ水平な虹色が環水平アークです。#ファインダー越しの私の世界#イマソラ pic.twitter.com/uTnOVslA8r— そら (@photoloversss) 2016年6月1日
環水平アークが2号館と3号館をつないでる pic.twitter.com/WPUaxizmOD
— は ば (@raikovsyousa) 2016年6月1日
東京!空見て!環水平アーク出てるよ! pic.twitter.com/vLsUxI2PSh
— ベルンシュタイン⭐️Faoi幕張 (@berun0968) 2016年6月1日
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環水平アークとは
大気中の氷晶に太陽光が屈折して起こる環水平アーク。
虹とは異なり、太陽と同じ方向に出現、水平の帯の形状をしています。
また、太陽高度が58°以上の時にしか出現しないため、
北緯・南緯55度より極側の高緯度地域では、高山以外では見ることができません。
中緯度にある日本では、夏の間の期間で見ることができ、
1年に数回程度観測されています。
虹との違い
虹 | 環水平アーク | |
出現位置 | 太陽を背にした反対側 | 太陽の下方半径46度付近 |
出現条件 | 雨上がりや滝の周辺など | 中~低緯度地域の夏期 |
形 | 真円の上半分 | ほぼ水平の逆さ虹 |
色 | 上(外)が赤 | 上(内)が赤 |
中には環水平アークを天変地異の前触れと結びつける人もいるようですが、
環水平アークは大気中の氷粒によっておこる現象。
さらに、あまり見かけないだけで毎年数度は観測されているため、
不安がる必要はないそうです。
この珍しい現象、直接見られた方はラッキーですね!