2020年・東京オリンピック・パラリンピックに向けて
建て替え計画がすすめられている原宿駅。
この度JR東日本は具体的な計画がまとまったとして
建て替え後のイメージ図などを公開しました。
毎日多くの人であふれかえっている原宿駅。
一体どんな風に建て替えされるのでしょうか?
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原宿駅建て替え計画
2020年東京オリンピックに向け、現在の駅舎に隣接する形で
2階建ての駅舎を新たに建てることにした原宿駅。
改装される原宿駅では、現在年始にだけ使用されている臨時のホームを
外回り専用の常設のホームに、またホームなどに向かう通路を広げ、
明治神宮側にも新しく出入り口を設ける予定です。
主な改装内容
- 現在年始のみ使用している臨時ホームを外回り専用ホームへ。
- 線路及びホーム上に2層の駅舎を新設し、コンコース、改札口、
トイレを拡張して混雑緩和を図り、エレベーターを増設。 - 明治神宮側に新たに出入口を設置。
- 今回新設する外回り専用ホームは、通路で竹下口改札にも接続。
駅外観(明治神宮側)
改札内コンコース
全体図
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原宿駅は最古の木造駅舎
1日平均70,766人(2014年時点)もの乗客が利用する原宿駅、
実は最古の木造駅舎であることをご存知でしょうか?
1924年(大正13年)に完成した木造駅舎を
なんと92年間にも渡って使用し続けているのです!
とがった塔のある屋根が特徴で、西洋風に作られた
現駅舎は建て替え後は使われないことになりますが、
歴史あるこの駅舎を取り壊すかどうかについては
渋谷区や地元の商店街や市民と協議するようです。
他の駅でも建て替え計画進む
2020年オリンピックに向けては、原宿駅だけではなく
その他近隣駅の建て替え計画も進められています。
現在進められている計画は千駄ケ谷駅と信濃町駅の改装。
原宿駅と合わせると総工費は信濃町駅は約250億円と見込まれています。
千駄ケ谷駅
- 現在、使用していない臨時ホームを新宿方面の専用ホームに。
- 改札口やコンコースを拡張。
- 改札口を新宿寄りに移設。
- ホームドアを新たに設置し、安全性の向上。
- エレベーターの増設等、バリアフリー設備を拡充、トイレを拡張。
信濃町駅
- ホームドアを新たに設置して安全性を向上。
- エレベーターの増設やトイレの拡張。
その他、有楽町駅、新橋駅、浜松町駅、日暮里駅、大井町駅、新木場駅などでも
コンコース拡張、エレベーター増設等のバリアフリー設備拡充が予定されています。