6月13日、東京・丸の内のパレスホテル東京で「日本サービス大賞」の
第1回目の表彰式が開かれました。
この日本サービス大賞とは、「優れたサービスが正しく評価され、
ふさわしい対価を得られる社会にしていく意識改革」
が必要だとして2016年に首相が創設したもの。
記念すべき初回には全国から853件の応募が寄せられました。
その中から内閣総理大臣賞を受賞したのはJR九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」。
「九州の観光が立ち直るための希望になっていた」と、出席していた
安倍晋三総理からも祝福が贈られています。
はたして「ななつ星in九州」とは、どんな列車なのでしょうか?
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豪華寝台列車「ななつ星in九州」とは?
国内最上級の寝台列車との呼び声高い「ななつ星in九州」。
観光地をのんびりと周遊し、車窓の景色を眺めながら
その土地ならではの食事を楽しむことができます。
列車名である「ななつ星」には、
- 九州の7つの県を表現
- 九州の主な7つの観光素材を表現
(自然、食、温泉、歴史文化、パワースポット、人情、列車) - 7両編成の客車を表現
という3つの由来があります。
7両編成の列車は3号車以降がゲストルームとなっており、
1号車はラウンジカー「ブルームーン」
http://www.cruisetrain-sevenstars.jp
昼は休息場、夜はバーと違う顔を見せるラウンジ。
至福の一杯を片手に、心地よいピアノの生演奏を聴きながら
車窓から見える星空を眺めるゆったりとした時間を過ごせます。
そして2号車はダイニングカー「木星」
http://www.cruisetrain-sevenstars.jp
四季折々の旬の食材を味わえる食堂車。
もちろん停車駅では列車を降りて食事をすることも可能で、
評判のお店へ案内してもらうことができます。
3号車以降に用意された「ななつ星in九州」のゲストルームは14部屋。
http://www.cruisetrain-sevenstars.jp
和と洋、新と旧の融合をデザインテーマに、「ななつ星」のこだわりが
すみずみまで感じられる洗練された客室内装となっています。
7号車のゲストルーム2つはDXスイート。
http://www.cruisetrain-sevenstars.jp
より特別な時間を過ごしたい方にお勧めです。
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「ななつ星」のコース
「ななつ星」のコースをご紹介。
2017年2月分までは参加申し込み受付がすでに終了しており、
2017年4月以降出発分の受付は2016年10月から開始されます。
※料金は時期によって変動があります。
2泊1日コース
スタンダードな1泊コース。
九州北部を周遊し、福岡・佐賀・長崎・熊本・大分の5県を巡ります。
1日目には「選べるプラン」も。
料金はスイートルーム利用者は25万~28万円(2名1室/1人あたり料金)
車内DXスイート利用者は32万~39万円(2名1室/1人あたり料金)
3泊4日コース
4日間かけて福岡・大分・宮崎・鹿児島・熊本の5県を巡り、
九州を周遊するコース。
「ななつ星」を満喫し尽くしたい人にお勧めです。
3泊4日コースは2日目の宿泊先によって料金が異なり、
車内スイートルーム利用者は53万~61万5千円(2名1室/1人あたり料金)
車内DXスイート利用者は70万~85万円(2名1室/1人あたり料金)
「ななつ星」で旅行してみると・・・
まずは博多駅内にあるななつ星専用の出発ラウンジ「金星」にて
ウェルカムセレモニー。
http://style.nikkei.com
ウェルカムスイーツのおもてなしを受けながら、ピアノの生演奏などを
楽しみ出発の時を待ちます。
そしていよいよ出発の時。
乗務員が乗客たちをそれぞれ各部屋へ案内してくれます。
客室洗面所には人間国宝だった有田焼の陶芸家・十四代酒井田柿右衛門さんの洗面鉢。
絵柄デザインは14室すべて異なっています。
ななつ星の車内では客室からのんびり車窓の景色を楽しむもよし、
ラウンジ「ブルームーン」に足を運んでお喋りを楽しむもよしと自由な楽しみ方ができます。
コースにも停車駅での散策の他、車内を満喫したい人のために
列車滞在コースが用意されています。
ダイニングカー「木星」での食事に舌鼓を打ち、最上級の時間を楽しむ…
最高の贅沢な時間が味わえること間違いなしな「ななつ星」。
こちらの動画ではより「ななつ星」のことを知ることができます。