今年も猛暑が予想される中。
水分補給は欠かせない季節になってきました。
熱中症対策には水分補給。
そんなことは、もうあたりまえになった今日ですが、
実は、こんなことがあるのをご存知ですか?
水分の過剰摂取による水中毒(低ナトリウム血症)
今回は、水中毒(低ナトリウム血症)の危険性について
まとめていきたいと思います。
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水中毒(低ナトリウム血症)とは
水分を急激に摂取することによる、体内の水分バランスが
崩れが原因で、血液中のナトリウムイオン濃度が低下し、
細胞が膨化して体に浮腫(むく)みが生じるという
中毒症状です。
1日10ℓ 超える量を摂取した場合注意が必要だと
言われています。
「浮腫(むく)むだけだったら、問題ないんじゃない?」
そうでもないんです。
水中毒の症状
血液内のナトリウムイオン濃度の低下による症状は以下です。
・体の冷え、胃腸機能の低下。
・軽度の疲労感を感じる。
・頭痛や嘔吐などの症状がでる。
・気分変動、神経過敏、注意散漫になる。
重度になると、痙攣、昏睡や呼吸困難などが見られます。
症状には個人差があるので、
少しでも異常を感じたら医療機関へご相談くださいね。
こんな人は要注意
・お腹の辺りを軽く叩いてチャプチャプと水の音が聞こえる。
・下腹部がポッコリ出ている、下半身太り。
・脚のスネを指で押してみて、 指を離したときにへこみが戻らず指の跡が残る。
以上が当てはまれば、むくみの証拠。
心当たりはありませんか?
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水の安全な飲み方
・水を冷やし過ぎない。
・喉が渇く前に少しずつ飲む。
・適量は、一日1.5リットル~2リットルの水を飲むのがベスト。
・高温や発汗が多い時には、塩分を含んだミネラル水を!
・トイレを我慢せずに排泄する。
今まで飲んでいた水分量や、飲み方に少し着目してみてはいかがでしょうか。
最後に
本まとめはあくまでも水分の過剰摂取の危険性についてのものです。
多量に摂取したケースについての記述ですので、下記まとめをご参考の上、
水は必ず摂取して下さい。適宜適量をゆっくり飲みましょう!