6月11日をもって、豚の生レバーや生肉の
飲食店での提供が終了しました。
食品衛生法の規格基準が施行される12日以降、
違反した場合は、行政処分や刑事罰を受けることになります。
もう、生レバーやレバ刺しは食べることができないのでしょうか?
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最後の晩餐
生食最後の日となった11日、
提供店では、多くの食べ納め客で溢れかえりました。
お客さんはもう食べられなくなってしまう
豚レバーを味わいながら、
「本当においしいです。めっちゃウマいです」
「12日で終わりになるって聞いたんで、慌ててお店に来ました」
と名残を惜しんでいました。
なぜ禁止されたのか
豚の生のレバーや肉は、E型肝炎ウイルスなどの
汚染が考えられるため、厚生労働省は
「中心部を63度で30分間以上加熱するもしくは、
同等以上の加熱殺菌求める」
として、6月12日からの生食を禁止しました。
違反場合、営業停止などの行政処分や、
2年以下の懲役または200万円以下の罰金が科せられます。
もう生食はできないのか?
農林水産省によると厚労省が出した処理方法のガイドラインが
遵守が守られている馬肉の生食は禁止されていないとのこと。
今後、生食を求めるお客のハートは、
認可を受けている馬肉に向けられることでしょう。
さらに、日本馬肉協会によると、12年以降、
牛の代用品として馬肉への注目度がアップしており、
飲食店はもちろんネット通販での提供店も増えています。
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低カロリーで栄養満点の馬肉
馬肉は、牛肉や豚肉よりもカルシウムや鉄分、
ビタミンB12が多く、カロリーが低いという特徴があります。
ビタミンB12の不足は貧血や慢性疲労、
動悸(どうき)、息切れの要因となるので、
高齢者や食が細い人にはオススメの食品です。
カロリーも低いので、ダイエットなど
スタイルを気にしている女性には嬉しい話ですね。
ただ、やはりこちらも、輸入ものなどには
寄生虫が存在している可能性があるということ。
馬肉は今後も生で食べられますが、
国産のものをしっかりと選ぶことが大切ですね。