7月11日に発売された、新たなニンテンドー3DSタイトル
「妖怪ウォッチバスターズ 赤猫団/白犬隊」に
注目が集まるレベルファイブ。
そんな中、大人気タイトルの続編「妖怪ウォッチ3」の
発売時期を2016年夏に決定しました!
ニンテンドー3DSソフト「妖怪ウォッチ」は、
1・2を合せ約700万本近い売上本数に達し、
続編にも期待が高まっています。
では、なぜこのような「妖怪ウォッチ」ブームが
起こったのでしょうか?
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妖怪ウォッチとは?
「妖怪ウォッチ」は、レベルファイブから2013年7月11日に
発売されたニンテンドー3DS専用ゲームソフトで、
物語に登場する架空の腕時計の名前でもあります。
また、コミックやアニメなどによる多角メディア
展開を前提に企画されました。
ゲーム内容は、シンプルにいえば
ポケットモンスターの妖怪版。
ある日主人公は、妖怪執事を名乗る
ウィスパーと出会い、妖怪たちと友だちになれる、
腕時計「妖怪ウォッチ」を手に入れます。
町には無数の妖怪たちが存在していますが、
それらは「妖怪ウォッチ」をつけた主人公にしか見えません。
妖怪はバトルに勝つことで「友だち」になり、
「妖怪メダル」を「妖怪ウォッチ」にセットすることで呼び出し、
仲間として戦ってくれるというものです。
ここまででも、すでにヒットの要素が
含まれていることがおわかりでしょうか?
その魅力とは?
テーマ設定
まず、「妖怪」というテーマ設定。
日本人に馴染み深い「妖怪」を
テーマにしたのは良案でした。
例としてあげるならば、世代は違いますが
同じく妖怪を扱った「ゲゲゲの鬼太郎」も、
長年愛されてきたキャラクターですね。
また、男女問わず親しみやすく、妖怪をベースに、
かわいいキャラデザインにしています。
物語の世界観は、「ドラえもん」に似ています。
例えば主人公の友人として、同級生のフミちゃん、
お金持ちで理論派のカンチ、ガキ大将のクマの
3人がいたり、身近な町の中で事件が起こる点でも、
そういえるでしょう。
しかし、ヒットコンテンツの要素を組み合わるだけでは、
ここまでの大ヒットにはならなかったでしょう。
クロスメディア展開
「妖怪ウォッチ」ヒットの裏にあるのは、
絶妙なクロスメディア展開がありました。
妖怪ウォッチはアニメ、漫画誌、ゲームなど、
さまざまなメディアに展開して子どもたちの
興味を惹いています。
なりきりアイテムのおもちゃやメダルは品薄であり、
「レアものをゲットできる楽しみ」がある点も
人気の理由といえそうです。
面白いのは、ゲームはしなくてもアニメと玩具に
興味がある、といったようにファンの子どもたちが
必ず原作であるゲームがきっかけではないことです。
女子人気が増えてきているのも、「ジバニャン」が
かわいいからといった、キャラクター人気に
よるところが大きいでしょう。
この先、アニメや漫画、玩具との連携で、
どこまでヒットの規模を拡大できるのでしょうか?
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妖怪ウォッチ3
ニンテンドー3DSソフト「妖怪ウォッチ3」は、
皆が楽しめるよう、様々な仕掛けが
準備されているようです。
新しい物語では、2015年7月10日放送の
TVアニメから登場した新主人公「未空イナホ」や
「USA(うさ)ピョン」の活躍、ケータ編では
ジバニャンやウィスパーなど、おなじみの妖怪たちが
日本を飛び出し、USAを舞台に妖怪不祥事案件を
解決していきます。
2016年夏発売に向けて、期待が高まりますね!
今後の続報を楽しみに待ちましょう。