東京・上野-北海道・札幌間を27年間もの間
結び続け、多くの利用者達に愛されてきた
寝台特急「北斗星」。
8月23日午前に上野へと到着し、
札幌からの最後の運行を無事終えました。
最後のブルートレインである北斗星の
姿を一目見ようと、上野駅には
多くの人が詰めかけていました。
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寝台特急「北斗星」
東京・上野と北海道・札幌を結ぶ「北斗星」。
昭和63年に運行が開始、個室の寝台や
列車内でフランス料理が食べることが可能な
点が注目され、豪華な旅が出来る列車として
たくさんの人に愛されてきました。
また、その青く美しい見た目は
ブルートレインと呼ばれ、年月が
経つにつれて他のブルートレインが
次々に引退していく中、最後まで
残ったのが北斗星でした。
北斗星は今年3月にはすでに
定期運行を終えていますが、
臨時列車としての運行が続行。
しかし、来年3月の北海道新幹線
開業や車体の老朽化を考慮し、
今年8月の引退が決定しました。
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発着駅に詰めかけた人々
8月22日、札幌駅からの最後の乗客を
乗せた北斗星が出発する姿を
見届けようとホームには約1500人もの
人が集まりました。
最終列車は客車11両編成で定員188人。
また、翌23日には上野駅に到着する
北斗星を約2500人の人々がお出迎え。
どちらも記念撮影や北斗星に向かって
「27年間お疲れさま」「ありがとう」と
いった言葉をかける人も見られ、
名残を惜しまれながら最後の
ブルートレイン「北斗星」は
最終運行を終えました。
北斗星のその後
役目を終えた北斗星は解体されることが
決まっており、国内のブルートレインは
これで全て姿を消すこととなります。
また、北斗星の終了に際して
IGRいわて銀河鉄道は新たな取り組みを
始めています。
詳しくはこちらの記事でご紹介して
いますので、あわせてお楽しみください。