先日11月27・28日に行われたフィギュアスケート
グランプリシリーズ最終戦NHK杯。
羽生結弦選手がショートプログラムと
フリーの合計得点で322.40点という、
前人未到の大記録を打ち立てました。
この世界最高得点に世界中が驚き、
彼の素晴らしい演技に賞賛の声を送っています。
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最強プリンス・羽生結弦
第1日目の27日に行われたショートプログラムでは
日本男子選手としては初となる2種類の
4回転ジャンプを組み込んだ新しい構成に挑戦し、
完璧にこなしてみせた羽生選手。
自らが保持していた世界最高得点を
一気に4.88点も更新し、106.33点を記録。
最高の首位発進を見せました。
続く第2日目のフリーでも圧巻の演技で
会場を沸かせます。
冒頭の4回転サルコーと続く4回転トーループは
難なく成功。
難度の高くなる演技後半のジャンプには
トーループの4-2回転を予定していましたが、
これを自ら難度を上げ4-3回転に変更するなど
果敢に攻める羽生選手。
映画「陰陽師」の曲に合わせて無敵の安倍晴明を
彷彿とさせる素晴らしい演技をやり切った羽生選手、
自身もかなりの手ごたえを感じたようで
思わずガッツポーズを見せます。
そして発表された得点は216.07点。
ショートと合わせて322.40点と、前人未到の
大記録に会場中が沸き立ちました。
特に技術点への出来栄え評価の加点が素晴らしく
23.08点も加点。
演技点の「音楽の解釈」の項目ではジャッジ9人中
6人が10点満点をつけ、9.89点という非常に
高い評価を得ました。
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ファイナル進出 男子初の3連覇へ
今回のNHK杯でグランプリシリーズ通算5勝目を
挙げた羽生選手は、ファイナルへの進出も決定。
12月に行われるファイナルで男子史上初となる
3連覇を狙います。
まだ20歳と若いにも関わらず、王者の風格を纏う
羽生選手。
宇野昌磨選手や金博洋選手と言った10代選手の
台頭にも「先輩だからとかどうとかはない、
勝ってやろうと思っている」と気合十分です。
果敢に高難度のプログラムに挑戦し、
有言実行で成功させてしまう羽生選手。
来期には何とさらに4回転を増やし、
5発も披露してくれるかもしれないとの噂が。
常に上を目指し続ける羽生選手の次の演技が
楽しみですね!