突然海外に出張・海外に旅行にとなると、
意外と色々と準備しないといけないと思います。
その1つがパスポートの取得。
今までパスポートを持っていなかった場合、
何をどうしていいのかわからないですよね。
そこで、今回はパスポートを新規で取得するための
流れをまとめましたので、ぜひ参考に取得してみてください。
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パスポートの基礎知識
パスポートというのは、簡単に言ってしまうと、
海外に行った時に、日本の国民で、こういった人ですよ
というのがわかるようになっている身分証のようなものです。
海外に行く際には、必ず必要となります。
パスポートには、2種類あります。
- 5年有効のパスポート
- 10年有効のパスポート(20歳未満は取得できません。)
なお、パスポートの発行に必要な金額は、
- 都道府県証紙:2,000円
- 収入印紙:5年なら9,000円、10年なら12,000円
パスポートを発行するための受付窓口は
- 各県庁
- 検証の出張所の旅券窓口
各都道府県の申請先のリンクが外務省のページにありますので、
併せて案内させていただきます。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/pass_6.html
パスポート取得に必要な情報
- 一般旅券発給申請書(1枚)
パスポートを発行するために記入する申請書になります。
こちらは、旅券発行窓口のほか、市役所などの役場や郵便局(簡易郵便局を除く)
で受け取ることができます。
こちらの用紙は付属の記入例にそって、住所・氏名などを記入します。
このとき、本籍・現住所などは省略しないで、
戸籍謄本などを見ながら正確に記入してください。
なお、間違ったりウソの申請をしてしまうと、
虚偽記載となってしまうため、少しでも記載に不安な部分があれば、
一旦空欄にしておいて、窓口で確認しながら申請してください。
- 戸籍謄本/戸籍抄本(1通)
各市町村の役場で発行できます。
発行して6ヶ月以内のものでないといけませんので、注意してください。
- パスポート用写真(1枚)
パスポート用写真の既定は少し複雑なルールがあります。
写真で差し戻しになる場合もありますので、
そのため、できれば写真屋さんで撮影することをお勧めします。
サイズは45ミリメートル×横35ミリメートル(ふちなし)
その他の細かい既定は外務省のページに記載があります。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/ic_photo.html
- 申請者本人の確認書類
申請時に必要になります。
この書類は原本が必要になります。
コピーは認められていませんので、注意ください。
運転免許証があれば問題ありません。
万が一ない場合は、以下のように2種類のものを用意すれば、
基本的には問題ありません。
- 保険証 + 印鑑証明書と登録印のセット
- 保険証 + 社員証(氏名・写真・生年月日付き)
- 印鑑証明書と登録印のセット + 学生証(在学・在園証明書)
- 保険証・年金手帳・年金証書のいずれか2つ
※住民票(1通)
住民票は基本的には不要なのですが、住民基本台帳ネットワークシステムで
確認できない場合は1通必要になります。
心配であれば1通用意しておいてもいいかもしれません。
パスポートの申請
申請する書類を用意できたら、いよいよ申請します。
窓口に申請すると、窓口の担当者が細かくチェックしてくれます。
その際に、少しでも確認事項があれば、その場で質問されますので、
答えたり、書類に追記したりしてください。
その後、めでたく受理されれば、「受理票」という書類を受け取ります。
この受理票はパスポートを受け取る際に必要になりますので、
自宅で大切に保管しておいてください。
パスポートは代理申請できる?
パスポート申請は基本的に平日しか受け付けていないため、
日中お仕事をされている方はなかなか申請しに行きづらい点もあります。
そんな時便利なのが代理申請。
代理人の制限もないため、親族以外の友人に頼むことも可能です。
ただし、以下のような場合は代理申請が認められません。
- 居所申請をする場合
- 有効なパスポートを紛失、焼失した場合
- 有効なパスポートを損傷した場合
- 申請書の「刑罰等関係」欄に該当する事項がある場合
- 対立地域への渡航等により旅券の二重発給を受ける場合
- 海外における災害や事故等により被害者の関係者が緊急渡航する場合
- 前回申請したパスポートを受領せず6ヵ月が経過し、再申請する場合
また、代理人を立てられるのは申請のみ。
受領は自分自身で行かねばならないのでご注意ください。
パスポートの受け取り
窓口にて申請してから、1~2週間後くらいに、パスポート発給案内のはがきが届きます。
「受理票」「収入印紙・都道府県証紙」を用意して、窓口に持っていきます。
これでパスポートが受け取れて、晴れて海外に行けることになります。
パスポートは海外では、あなたの身分を証明する大切な書類です。
海外ではこのパスポートの盗難には気をつけて、
現地での生活を楽しみましょう。