6月11日、東京都内の多摩動物公園で絶滅危惧種である
タスマニアデビル2匹の一般公開が始まりました。
国内では20年ぶりの飼育となり、公開自体もアジアで
唯一だそうです。
タスマニアデビルとはいったいどんな動物なのでしょうか?
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多摩動物園で「タスマニアデビル」一般公開が開始
東京都日野市にある多摩動物園で公開が開始されたのは2匹の
タスマニアデビル。
http://www.tokyo-zoo.net/
どちらも2013年に生まれた2歳の女の子です。
名前は「マルジューナ」(左)と「メイディーナ」(右)。
先住民族の言葉で「星(マルジューナ)」と「影(メイディーナ)」という意味があるそうです。
タスマニアデビルはおなかの袋で子どもを育てる有袋類で、愛らしいしぐさを見せる一方、
激しい攻撃性を持っていることから悪魔を意味する「デビル」という名前がつけられているそうです。
6月11日から一般公開が始まった2匹のもとには、
すでに多くの観客が詰めかけています。
餌を食べるタスマニアデビルたち
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「タスマニアデビル」はなぜ絶滅危惧種に?
タスマニアデビルはオーストラリアのタスマニア島だけに生息し、
現在絶滅が危惧されています。
その理由は現地で発生している伝染病の影響。
生息数がこの20年間で5分の1以下と大幅な減少を見せており、
8年前に国際機関によって絶滅危惧種へ指定されました。
これを受け、オーストラリア政府はタスマニアデビルを保護するため各国に協力を求め、
協力の意向を示したニュージーランドとアメリカ、そして日本へと分散して
飼育されることに。
そうしてマルジューナとメイディーナの2匹は多摩動物園へやってきました。
多摩動物園のオススメのコース
タスマニアデビルを見に多摩動物公園へ行こうと思っている方のために、
楽しく回るためのおすすめコース5つをご紹介!
見たい動物、所要時間などご都合に合わせて選んでみてくださいね。
コース1
歩く距離 | 約1,000メートル |
所要時間 | 約20分 |
ソデグロヅル、昆虫園とまわり、最後に眺めの良いレストランや
休憩所でサバンナの群れ展示を眺めるのんびりコース。
コース2
歩く距離 | 約1,700メートル |
所要時間 | 約40分 |
カモやタヌキやウサギなど、昔話や絵本に登場する動物たちを
中心とした、身近にくらす動物たちに会いに行けるコース。
コース3
歩く距離 | 約2,500メートル |
所要時間 | 約50分 |
多摩動物公園の見どころを短時間でまわるコース。
昆虫園とアフリカ園を中心に、多摩動物公園を代表する動物たちを
見ることができます。
コース4
歩く距離 | 約3,500メートル |
所要時間 | 約70分 |
アジアの山岳やアジアの森林を探検、さらにオーストラリアを
ぐるっと一周してしまおうというよくばりなコース。
コース5
歩く距離 | 約7キロメートル |
所要時間 | 約2時間30分 |
多摩動物園を回りつくそうというコンプリートコース。
体力に自信のある方、運動不足が気になる方におすすめの
動物園ウォーキングです。