ちょっとした集まりや、会社の朝礼や会議、そして冠婚葬祭など、
至る所で急にスピーチをすることになるということがあります。
今日はちょっとしたコツで、
スピーチがうまくなる方法をご紹介します。
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ちょっとした集まりや、会社の朝礼や会議、そして冠婚葬祭など、
至る所で急にスピーチをすることになるということがあります。
そうしたときに、ちょっと気の利いたことが言えると、
周りの人から一目置かれるようになります。
とは言っても、急に話を振られても、なかなか話なんてできないと
思われている方がほとんどだと思います。
私自身の人前で話をするのは苦手なのですが、
この方法を練習することで、気が利く話が徐々にできるようになりました。
今日はちょっとしたコツで、スピーチがうまくなる方法をご紹介します。
ゴールを決める
スピーチをする前に、必ず何に対して話をするのか、
目的・ゴールを決めるようにしましょう。
そのスピーチが結婚のお祝いの言葉なのに、
新郎との悪友自慢話を聞かされても、
身近な友達ならいいですが、知らない人はちょっと困惑してしまいます。
なので、そのスピーチで伝えたいテーマを
必ず1つだけ用意します。
多すぎてはこれまた混乱してしまうので、テーマは1つがベストです。
ツカミとオチが重要
ツカミを失敗したオチは何?
と関西人が話すように、話で大切なのは、ツカミとオチです。
つまり話の最初と最後ですね。
正直言って、それ以外の内容は
聞いている側も話を聞いていない場合が多いです。
間で話す内容も、基本的にはツカミで話した内容を裏付ける根拠になる話や
具体的なエピソードなどを盛り込みます。
そのため、まずはツカミとオチを考えましょう。
どんな切り口でスピーチを話始め、どんな着地点で話を終えるのかを明確にします。
例えば1つ例をあげます。
- テーマ:仕事に役立つモノの紹介
- ツカミ:趣味でやっていたことが仕事に役立った
- 内容 :具体的なエピソード
- オチ :週刊誌を読むことで営業先との共通のネタが見つかった
こんな感じで、まずはざっくりと話の入り口と出口を決めます。
内容は多くても3つまで
スピーチは話している方も長く感じますが、聞いている方も長く感じます。
そのため、あれもこれもと話を詰め込み過ぎると、
だんだん聞き飽きてしまいますし、話の時間が長くなり、
ダラダラと話しをしているような状態になってしまいます。
できるだけ簡潔にわかりやすく話をするためには、
間に持ってくる内容は、2つもしくは3つくらいに抑えておきましょう。
このように、話をツカミやオチ・内容に分けると、それぞれ1つ1分話をしたとすると、
だいたい4~5分くらい話ができることになります。
これだけ話ができれば、かなりスピーチが上手に見えます。
メモは流れだけ
スピーチをしている方で、本当に上手な方は、
原稿の暗記は絶対にしていません。
原稿を丸読みしていていたら国会答弁のようになってしまい、
抑揚のないつまらない話し方になってしまいます。
スピーチの上手な人は、必ず原稿の丸読みや暗記はしていないのです。
しかし、暗記はしていないが、1つだけメモしていることがあります。
それは、先ほど作った話のツカミ・オチ・内容で
話をする流れだけを記憶しています。
先ほどの例をあげると、
- テーマ:仕事に役立つモノの紹介
- ツカミ:趣味でやっていたことが仕事に役立った
- 内容1:なかなか開拓できなかったお客様が◯◯の雑誌ネタで急に仲良くなった話
- 内容2:新規で飛び込んだ先で◯◯の雑誌ネタが盛り上がって気に入られた話
- オチ :週刊誌を読むことで営業先との共通のネタが見つかった
というように、何を話すかという大筋の流れだけがわかるようにしておきます。
最初はメモにこれだけを書いて持っておきます。
だんだん慣れてくると、これが頭の中で自然と浮かぶようになります。
最後に
スピーチはどれだけ準備していっても緊張します。
最初は準備していってもなかなかうまく話せないかもしれません。
しかし、場数を踏めば踏むほど驚くほどうまく話せるようになっていきます。
今上手に話せている人たちも、最初は初心者でした。
場数を踏むことで、本当に上手なスピーカーになれますので、
ぜひこのポイントを活用して練習してみてくださいね。