31日、
三菱地所がJR東京駅前に
超高層ビルを建設すると発表しました。
2014年に完成した
大阪の「あべのハルカス」を上回る、
日本で最も高いビルが東京に誕生します。
建設場所は?
完成はいつ?
高さはどのくらい?
日本一の高層ビルについて
詳しくお伝えしたいと思います。
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建設場所は?費用はどのくらい?
今回、新ビルが建設される予定地は、
日本銀行本店にほど近い
東京都千代田区の常盤橋地区にある
約3万平方メートルを超える広大な敷地。
現在は
JXホールディングスの本店が入るJXビルや
朝日生命大手町ビル、大和呉服橋ビル、
日本ビルなどが建っています。
*日本ビルの閉館は、2016年3月末を予定。
総事業費は1500億~2000億円で
2018年に着工し、3棟ほどの超高層ビルを
建設する予定です。
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どのくらい高いのか?
今回の三菱地所の新ビルの高さは
約390メートル、61階建て。
ちなみに、国際NPO(非営利組織)
高層ビル・都市居住協議会によると、
現在、世界で最も高い建物は、
ブルジュ・ハリファ(アラブ首長国連邦)の
828メートルです。
現在の世界ランキングでは、
今回の三菱地所の新ビルは建設されると、
世界20位前後になると予想されています。
では、
日本国内ではどうなっているかと言いますと、
下記のようになっています。
国内の主だった高層ビルランキング(三菱地所調べ) | |
建物名称 | 高さ(メートル) |
三菱地所新設ビル(東京) | 390 |
あべのハルカス(大阪) | 300 |
横浜ラウンドマークタワー(横浜) | 296 |
虎ノ門ヒルズ(東京) | 255 |
ミッドタウン・タワー(東京) | 248 |
ミッドランドスクエア(名古屋) | 247 |
東京都庁第一本庁舎(東京) | 243 |
いつごろ完成?
三菱地所の新ビルの完成時期は
2027年に完成する予定です。
2021年、2023年には、
三井不動産と東京建物が
八重洲口にそれぞれ
高さ245と、250メートルの
ビルの開業を予定していて、
今後も再開発による、
東京駅前の超高層化が進んでいきます。
オリンピック開催だけに留まらず、
どんどん成長する東京の力強さを感じますね。