中国・北京で11月7、8日に行われた
フィギュアスケートグランプリシリーズ
第3戦、中国杯。
1年間の休養を経て、元世界女王・浅田真央選手が
再び氷上の世界へと帰ってきました。
今回は世界最高難度のジャンプ構成を
取り入れたプログラムでショートに
挑み、話題となった浅田選手。
結果は堂々の1位!
華々しく復帰戦を飾りました。
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最高難度のショートプログラム
今回浅田真央選手が挑戦した
ショートプログラムの構成は、
世界でも最高難度だと言われています。
序盤にトリプルアクセル、そして
3回転フリップ―3回転ループ、
ラストは3回転ルッツ。
冒頭のトリプルアクセルでは着氷で
詰まってしまい加点が得られず、
さらにルッツでもエッジへの体重の
かけ方がずれ減点。
しかしこれらのミスがありながらも
結果は71.73点。
後続に6点の差をつけ、ショート
プログラムの首位に立ちました。
渾身の演技に手ごたえを感じたのか、
浅田選手は縁起後、思わずガッツポーズを
見せました。
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フリープログラムでのミス
フリープログラムではトリプルアクセルを
完璧に跳んだものの、その後の連続ジャンプで
転倒などのミスが目立ちました。
また、休養明けの浅田選手は演技前に
スタート位置につくまでの時間が1分から
30秒に短縮されたことを失念していて、
1点減点されてしまいます。
この結果、フリーでの浅田選手の得点は
125.75点で3位。
しかし、合計得点は197.48点と、復帰後
初のグランプリシリーズで見事優勝を飾りました。
今回の結果に「少し悔いが残る」と話した浅田選手。
まだまだ上を目指す女王のさらなる活躍が楽しみですね!
2位には195.76点で今活躍目覚ましい19歳の
本郷理華選手が入賞。
返り咲いた元女王・浅田選手と新女王候補の
本郷選手。
フィギュアスケート界は今後ますます盛り上がりそうです。