1月9日~11日の3日間、幕張メッセで開催されていた
チューニングカーの祭典
「東京オートサロン2015 with NAPAC」
3日間合計で30万人以上の来場者を動員。
東京オートサロンの来場者数が
30万人を超えるのは初めてのことだそうだ。
東京オートサロンは32年前の1983年、
エキサイティングカーショーとしてスタートした。
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モーターショーに行けば、目に付くのは車ではなく、キャンギャル・・・。
水着やコスプレをした女の子たちが車の横に立ち笑顔を振りまいている。
そのためか、女子人気は低いイメージがあるモーターショー。
モーターショーは車じゃなくてレースクイーンを見に行くところ・・・
そんなイメージをもたれてしまっているかもしれない。
確かにレースクイーンを目当てに来場するカメラ小僧もいるだろう。
しかし、車はロマン、熱い思いで出展者も来場者も参加しているのだ。
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会場にはかなりの熱気があふれている。
そもそも今回のコンセプトは
「同じクルマなんて一台もない!! 個性の競演」である。
つまり、カスタムカー。
オーナーが自分好みにカスタムしている。
私も学生時代は日産SilviaS14前期を中古でGETし、
○○万円かけて顔を後期に変えたことがある。
免許を取って最初に乗った車は同じく日産のスカイラインR32-TYPEM。
丸い目玉にぞっこんだった。
そんな私も頭文字Dや湾岸ミッドナイトなど多くの走り屋愛読書も読み、
さらには雑誌(ドリフト天国)に載りたい一心で練習したこともあった。
なので、来場している人のほとんどは、純粋にクルマ、マシンを見に来ているのがよくわかる。
そしてお金をかけてカスタムしたりなど、
もう自分ではそこまで大胆な改造ができない「大人」になってしまった私たちを、
ほんのひと時でも夢中でマシンをいじり、車検前に車庫長調整して・・・
なんて無邪気な時代を蘇らせてくれるのが、モーターショー。
時代はどんどん変わる。
マニュアル車が主体だったあのころ。
今ではオートマ車しかほとんど見かけなくなった。
たまにシフトチェンジの音が公道で聞こえるたび、
「トクン」と普段と違う鼓動がする。
雨の日、半クラを自分でも驚くくらいスムーズにつなげられて、
教習中に歓声を上げたことを思い出す。
今回の東京オートサロンに出ていた中で注目されたのは、
東京国際カスタムカーコンテスト
インポートカー部門最優秀賞に選ばれた、
FORGIATO JAPAN「FORGIATO OFFICE-K C7 WIDE」
この鮮やかな水色がすばらしい。
いくつになってもクルマ好きはクルマ好き。
そして旬なエコカー部門最優秀賞は
尾林ファクトリーの「SUPER LEAF」
え、エコカー??と思わず目が点になってしまうくらいカッコイイ
モーターショーに行くと、クルマに夢中だったあのころを思い出し、
ついつい熱くなってしまう。