7月5日、晴天に恵まれる中、英国ウィリアム王子と
キャサリン妃の第2子である、シャーロット王女の洗礼式が、
聖メアリー・マグダレーン教会で行われました。
22日で2歳になる兄のジョージ王子も出席、
ウィリアム王子一家4人が揃って公の場に
姿を見せるのは今回が初めてとなります。
教会の周辺には大勢の人々が訪れ、
祝福の拍手が送られていました。
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聖メアリー・マグダレーン教会
シャーロット王女の洗礼式が行われた
聖メアリー・マグダレーン教会は、イングランドの
東部ノーフォーク州サンドリンガムにあります。
ここでは、ウィリアム王子の母・ダイアナ元皇太子妃が
洗礼を受けたこともあり、ゆかりの深い教会を選ばれました。
洗礼式とは?
洗礼式とは、キリスト教の入信に際して行われる儀式のことです。
身体を水に浸したり、または頭部に水を注いだり、
頭部に手で水滴をつけることによって行われます。
シャーロット王女の洗礼式を執り行わった、英国国教会の
最高位聖職者、ウェルビー・カンタベリー大主教は
ジョージ王子の洗礼式も担当された方です。
シャーロット王女が着用した洗礼服は2年前に
兄のジョージ王子が着用したもの。
今回の洗礼式では、ウィリアム王子夫妻の希望で、
ダイアナ元皇太子妃のゆかりの教会が選ばれましたが、
英王室の通例では、洗礼式をバッキンガム宮殿で行います。
また、洗礼の証人となる立会人には、夫妻の学生時代の
親友や幼なじみらも参加しており、これもこれまでの
洗礼式の立会人は王室関係者だけという通例にこだわっていません。
ウィリアム夫妻の、英王室の伝統を尊重しつつも、
伝統にとらわれ過ぎない様式を表した洗礼式となりました。
今回の洗礼式には、シャーロット王女の曾祖母にあたる
エリザベス女王と夫君のエジンバラ公、祖父の
チャールズ皇太子とカミラ夫人、それにキャサリン妃の
両親や祖父母、兄弟も出席されました。
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シャーロット王女の洗礼式 記念硬貨発売
英国王立造幣局(ロイヤルミント)から、
シャーロット王女の洗礼式を祝して記念の硬貨が
発行されることになりました。
硬貨のデザインは英国王立造幣局と縁の深い
彫刻家ジョン・バーグダルが担当。
彼はジョージ王子のコインのデザインも
手がけています。
「兄妹の絆を現すためにも、このデザインは
ジョージ王子の時の発行された、金、銀、
プラチナの硬貨と同じものです。
大きく違うのは、ジョージ王子の時は
(Prince George of Cambridge)とだけ
書かれていましたが、
シャーロット女王の場合は、
(Princess Charlotte Elizabeth
Diana of Cambridge)と
ミドルネームを入れている」とのこと。
限定版の5ポンドのコインには、ロイヤルファミリーの洗礼式に
ゆかりの深いロンドン塔にあるリリー・フォント(百合の洗礼盤堂)の
底部に座っているハープを演奏している2人の天使が描かれています。
日本でも人気の英王室ウィリアム一家、
シャーロット王女が公の場に姿を現すことが増えれば、
さらに人気が過熱しそうです。