2015年8月16日に打ち上げが
予定されていた、国際宇宙ステーション
補給機「こうのとり」5号機。
天候の影響で17日に延期が発表されましたが、
今回、さらに19日まで延びることに。
今後の天候次第では、さらに延びる
可能性もあるようです。
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こうのとり5号機の打ち上げ
日本の種子島宇宙センターから8月16日に
打ち上げ予定だった「こうのとり」5号機。
しかし、度重なる悪天候により19日まで
順延されました。
今回こうのとりをキャッチするロボットアームを
操縦するのは日本人宇宙飛行士の油井亀美也さん。
日本人がこの作業に就くのは初めてのことで
注目が集まっています。
さらに米国から通信担当リーダーを務めるのは
こちらも日本人宇宙飛行士の若田光一さん。
油井さんと連携し、こうのとりの宇宙ステーション
到着をサポートします。
こうのとりのライブ中継
インターネットをはじめ、各ケーブルテレビや
各都市でもパブリックビューイングにて
こうのとり発射当日のライブ中継が予定されています。
youtubeでは当日こちらで放送されます。
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時刻は8月19日20時頃を予定。
また、同チャンネルで宇宙ステーションでの
キャッチの様子も中継が行われる予定です。
その他の放送局や会場はこちらの
ページでご確認ください。
こうのとりが運ぶ実験器具
「こうのとり」は宇宙ステーションに滞在する
油井さんら宇宙飛行士たちの生活物資の他、
様々な実験器具を積み込んでいます。
それらの器具は国際宇宙ステーション
内部にある「きぼう」日本実験棟での
実験に使用されます。
小動物飼育観察装置
これまでにもメダカなどで行ってきた
実験の結果を踏まえ、重力が低い宇宙で
人体にはどのような影響が出るのか、
ヒトにより近い小動物を使った実験と
観察を行うための装置です。
この実験により、地上での健康管理や
病気予防法の発展が期待されます。
静電浮遊炉
融点が2000度を超えるセラミクスなどの
素材を浮かせて溶かすことが出来る装置。
浮遊させることで不純物の混入を抑えられ、
地上では計測が難しい物質の性質を
正しく測ることが出来ます。
簡易曝露実験装置 ExHAM(エックスハム)
小型の実験サンプルを宇宙空間にさらすことに
よって、劣化や変化などを調べる暴露検証の他、
宇宙空間を浮遊する微粒子をキャッチすることが
出来るExHAM。
今回のこうのとりはExHAM2号機を運び、
秋からの実験が予定されています。
その他実験サンプルも詰め込まれたこうのとり。
新たな発見の報告が楽しみですね!
また、実際の打ち上げ時の写真はこちらの
ページでご紹介しています。
こうのとり打ち上げライブ映像はコチラ
24日19時頃に行われたこうのとり把持と
到着の瞬間を収めたライブ映像も合わせて
お楽しみください。
こうのとり到着ライブ映像はコチラ