いよいよ世界陸上開幕！ボルトを追う注目選手は？

今年で15回目を迎える世界陸上選手権大会。

2015年は北京で行われます。

現在男子100メートルと200メートルの世界記録を
持つウサイン・ボルト選手の連覇に期待がかかります。

しかし、他の選手も頂上を獲るために必死。

今年も熱い闘いが始まります！

人類最速の男・ウサイン・ボルト

世界陸上といえばやはり注目が集まるのは
男子100メートル、200メートルともに
世界記録を保持するジャマイカの
ウサイン・ボルト選手。

しかし、今シーズンは不調で今年6月の
ダイヤモンドリーグのニューヨーク大会では
優勝こそおさめましたがタイムは伸び悩み。

7月に入ってもパリ国際や、ローザンヌ大会は
欠場しています。

その後、7月24日のロンドン大会で100メートル
9秒87で見事な勝利をおさめているため、
調子は戻りつつあるのかもしれません。

どうしてもボルト選手が目立ってしまう世界陸上ですが、
他国の選手も負けてはいません。

「勝てる自信がある」とボルト選手に堂々と宣戦布告したのは
アメリカのジャスティン・ガトリン選手。

2005年の世界選手権ヘルシンキ大会で
ボルト選手と同じ100メートルと200メートルを制し、
5月のドーハ大会、6月の全米選手権200メートルで
自己ベストを連発し、今調子を上げている選手です。

また、2007年世界選手権大阪大会で3冠した
アメリカのタイソン・ゲイ選手や、ジャマイカの
サファ・パウエル選手の追随も見逃せません。

日本陸上界50年ぶりとなる男子競歩の世界記録を
打ち立てた、鈴木雄介選手。

出身地の石川県は総務省と文化省が認める
「競歩の聖地」だったことに感謝し、
地元に金メダルを届けたいと気合十分。

2日目に行われる20km競歩に挑みます。

8月22日7時35分の男子マラソンを皮切りに
競技がスタートする世界陸上選手権北京大会。

8月30日までの9日間、世界中の選手が
鎬を削ります。