もも肉よりもヘルシーで、しかも安い鶏むね肉。
主婦の味方としても大人気な鶏むね肉ですが、
高い疲労回復効果を秘めていることが発覚!
渡り鳥が休むことなく飛び続けることに
注目した研究グループによって研究が
行われ、羽を動かす部位である胸肉には
「イミダペプチド」という栄養素が
豊富だということが発見されました。
美味しく食べる方法とともに
ご紹介したいと思います。
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鶏むね肉が秘めた栄養素
鶏むね肉には疲労回復に絶大な効果を持つ
「イミダペプチド」が豊富に含まれています。
イミダペプチドとは、ふたつのアミノ酸が
結合した物質。
摂取すると血液中で結合していたイミダペプチドは
ふたつのアミノ酸に分解されますが、
脳などの疲労している細胞に到達すると
再びイミダペプチドへと合成し、細胞の
回復を促します。
東京内科医会副会長の清水恵一郎氏は2009年に
疲労を感じる人を毎日イミダペプチドを摂取した
グループと何もしなかったグループに分けて実験。
8週間後、摂取したグループは明らかに
疲労感が軽減されるという実験結果が
現れました。
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イミダペプチドは疲労蓄積する部位に
生き物ごとに違うイミダペプチドが豊富な部位。
例えばマグロやカツオなどの泳ぎ続ける生き物は
尾びれの付け根、人間ならば常日頃使い続ける
脳に多くあるようです。
鶏むね肉のおすすめの食べ方
鶏むね肉は他の肉に比べて安く手に入り、
低カロリーで高タンパク質の女性にも
嬉しい食材。
清水氏は最低でも2週間食べ続けることを
推奨しています。
梅干しや黒酢、レモンなどのクエン酸とともに
食べると相性が良いようです。
また、イミダペプチドは水に溶けやすいため、
スープとして食べるものおすすめ。
鶏むね肉を柔らかくする方法
水と塩と重曹があれば、鶏むね肉を
やわらかくジューシーに仕上げることが
可能に!
鶏むね肉 2枚分
・水400cc
・重曹小さじ1
・塩小さじ1
これらをビニール袋などに入れて
よく混ぜ、むね肉を入れて空気を抜いて
口を縛り、冷蔵庫で6時間から2日程度
漬け込みます。
たったこれだけで美味しいむね肉になり、
また、冷凍保存も出来るのでぜひお試しください。