今問題視されているエコノミークラス症候群。
狭い車の中での避難生活など、同じ姿勢を取り続けることで
引き起こされるこの疾患。
熊本では肺の血管に血の塊が詰まってしまったことにより
すでにひとりの犠牲者が出ています。
このエコノミークラス症候群は通常生活でもかかる可能性があります。
特にデスクワークが多い人など、長時間同じ姿勢を取り続けることが
多い人は要注意!
エコノミークラス症候群とは何か、初期症状や予防法をご紹介します。
Sponsored Link
エコノミークラス症候群とは
もともとは飛行機の狭い座席に長時間座っていた乗客が、
飛行機から降りた直後に倒れる病気として知られていた
エコノミークラス症候群。
長時間同じ姿勢で座っていたことにより足の静脈に血の塊ができ、
その血栓が肺に詰まることで呼吸困難や心肺停止を引き起こします。
肺に血液が流れなくなるため、場合によって命を落とすこともあり、
大変危険です。
近年ではデスクワークなど長時間座ったままの職種も多くなったことを受け、
エコノミークラス症候群予備軍が増えてきています。
エコノミークラス症候群の初期症状は、足が赤くなったり、むくみや痛みが出たりなど。
この症状が出始めたらエコノミークラス症候群を疑ってください。
Sponsored Link
適度な運動で予防を
エコノミークラス症候群の予防には、適度な運動が大切。
http://www3.nhk.or.jp/
立ち上がって軽くストレッチをしたり、座ったままでも足を伸ばしたり、
足の指を動かしたりと、意識的に体を動かすよう心がけてください。
現在車内で避難をされている方は、日に数度外に出て
ラジオ体操などをするのも良いでしょう。
また、水分不足も血栓ができる原因のひとつ。
ミネラルウォーターよりもイオン飲料が良いと言われています。
こまめな水分補給をするようにしてください。
長時間座りっぱなしの生活をしている方で、足のむくみや痛みなど
異変を感じた際はなるべく早く医者にかかるようにしましょう。
特にご年配の方は血管が詰まりやすくなっていますので
周りの方も配慮し、気を付けるようにしてくださいね。