10月に入り、全国各地でノロウィルスの
集団感染が発生し始めています。
ノロウィルスは例年11月から1月にかけて
感染者が増え始め、幼児や高齢者がかかると
重病化する恐れもあります。
また、新型ウィルスが流行の兆しを
見せているため、さらに注意が必要です。
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ノロウィルスとは
乳幼児から高齢者まで、幅広い年齢層が
かかる恐れのある急性胃腸炎のウィルスです。
潜伏期間が24~48時間ほどあり、
主な症状は嘔吐・下痢など、軽い発熱を
伴うこともあります。
重病化することはまれですが、幼児や
高齢者など免疫力の低い人がかかると
危険な状態に陥ることも。
秋から春先にかけて流行することが多く、
非常に感染力が強いため、学校などの
集団生活の場では感染が広がりやすい
傾向にあります。
また、2015年はじめごろから変異型
ノロウイルス・GII.17が猛威を
ふるい始めています。
近年は主にGII.4と呼ばれるウィルスが
流行しており、免疫を持つ人が増えて
大流行は避けられましたが、新たな
型であるGII.17には現在ほとんどの人が
免疫を持っていません。
そのため、来年にかけて大流行する
恐れがあります。
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ノロウィルスの予防法
ノロウィルスの主な感染経路は
接触感染ですが、排泄物やおう吐物から
空気中にウィルスが舞い上がることで
空気感染の可能性もあります。
そのため、吐しゃ物などの適切な処理と
消毒、こまめな手洗い、感染患者の隔離が
非常に重要となります。
消毒はアルコールやエタノールでは
殺菌効果が望めません。
・85℃以上で1分以上の加熱
・次亜塩素酸ナトリウムによる消毒
以上の方法でノロウィルスを殺菌する
ことができます。
ノロウィルス用の消毒液の作り方
いざという時にすぐ作ることができる
次亜塩素酸ナトリウム消毒液の
作り方を紹介している動画をご紹介します。
たった3つの材料で製作できる
消毒液、これからの季節に向けて
用意しておいてはいかがでしょうか?