猛暑が予想されている2016年の夏。
節電が叫ばれている昨今、エアコンの使い過ぎには
お財布的にも気を付けたいところですね。
そんな皆さんにお勧めしたいのが岐阜県の伝統工芸から
産み出された「水うちわ」。
本日は涼しくなれてとってもエコな水うちわをご紹介します!
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「水うちわ」の仕組み
http://kotonesoyokaze.blog.fc2.com/
こちらが室町時代からうちわの伝統工芸が
受け継がれている岐阜が生み出した水うちわ。
竹の骨に薄い和紙を貼り合わせ、ニスを塗り透明感を出した
水うちわは見た目にも涼しく、加えて水をつけてあおぐことで
涼をとれる優れもの。
薄い和紙でできているのに水につけても破れない理由は天然のニス。
職人の技が光る美しいうちわです。
この水うちわは伝統工芸品のため一本一本職人の手作り。
そのためお値段も少々はります。
そこからヒントを得て、より安価に購入しやすくしたのが、
こちらのエコ水うちわ。
水うちわは水に浸してあおぐことで涼しさを得るもの。
ではなぜ水に浸したうちわであおぐと涼しくなるのでしょうか?
それは水が蒸発するときに周囲の熱を奪う「気化熱」のため。
うちわで扇いだ風速は2mと言われており、風速1mで人の体感温度は
約1度ほど下がるそうです。
水うちわを使うことで、気化熱との相乗効果が生まれ一層涼しさを得られます。
例えるなら打ち水効果とうちわの風を一気に得ているようなものでしょうか。
普通のうちわと比べてみても、水うちわであおぐ方が涼しく感じられます。
この水うちわはもちろん水に浸さず使用してもOK。
水を使えない場所などでも気軽に使用できます。
使用する際は冷たい水になるべくじっくりと浸してから使用するようにしましょう。
より涼しさが感じられます。
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水うちわの上をいく?「氷うちわ」
また、水うちわをさらにパワーアップさせたこんな商品も。
こちらはステンレス製の水うちわ。
通常通り水に浸して使用する他、冷凍庫で20~30分間
凍らせることで「氷うちわ」にもできてしまうのです。
氷うちわの方が水うちわよりもさらに気化熱を効果的に利用できると
注目が集まっています。
ステンレス製ながら厚みを0.2mmにし、軽量化を実現。
普通のうちわより若干の重みがあることであおいだ時の風が
強く感じられる気もするので、こちらもお勧めです。
さらに商品によってはアロマオイルを入れる事も出来たりと、
涼しい風と共に香りを楽しむことも可能に。