政治資金流用問題で追及されていた舛添要一東京都知事が
都議会では与党の公明党と野党が不信任案を一本化したことを受け
21日付での辞職願を提出しました。
都民たちからは「ようやくか…」という声も挙がっていますが、
次の東京都知事は一体誰が就任するのでしょうか?
今後の都知事選挙の流れについてご紹介します。
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次期東京都知事になってほしい人アンケートの結果
舛添氏の一連のニュースを受けて、FNNが独自に18歳以上の男女1000人を
対象にインターネットで調査、「次期東京都知事になってもらいたい人」
ランキングが発表されました。
都知事になってほしい人ランキング
1 | 誰もいない |
2 | ジャーナリストの池上彰 |
3 | 橋下徹元おおさか維新の会代表 |
4 | 東国原英夫元宮崎県知事 |
5 | 桜井俊総務事務次官 |
6 | 小池百合子衆院議員 |
7 | 片山善博元鳥取県知事 |
8 | 蓮舫参院議員 |
10 | 片山さつき参院議員 |
10 | 谷亮子参院議員 |
舛添都知事の元嫁・片山さつき議員や、大阪を
引っ張ってきた橋下徹氏などがランクインする中、
1位はまさかの「誰もいない」という結果に。
日本の顔とも言える東京都の知事を任せたいと思える人が
いないという事実、重く受け止めねばならないことだと思います。
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都知事辞任になった後の流れ
公職選挙法の規定によると、舛添氏が都議会議長に辞意を伝えたのち、
議長は5日以内に東京都選挙管理委員会に伝達。
都選管はその後50日以内に都知事選挙を実施することになっています。
早ければ7月31日にも投開票があるとみられており、8月には
新たな東京都知事が誕生することになりますね。
今年のリオ・オリンピックに新東京知事が足を運ぶことが可能となります。
また、2020年には東京五輪を控えており、その際にも選挙が
かぶらないようにするためにはこのタイミングがベストだったとも言えます。
しかし、先述の通り国民たちからは任せたい人が「誰もいない」と
思われている現状で、この大役を誰が務めあげてくれるのでしょうか?
衆・参議員と都知事のトリプル選挙の可能性も
今年7月25日が任期満了日となる参院選は7月10日に投開票が濃厚とされており、
そして6月に衆院解散となれば選挙が同時期にかぶるのではないかと
これまでも予測がたてられてきました。
しかし安倍総理は消費税増税先送りを決定しながらも衆院解散はしなかったため、
今のところダブル選挙は回避されたとみられています。
そこへ今回舛添氏が辞任の意を示したことで、参院選と東京都知事選との
再びダブル選挙となる可能性が。
同時期に選挙を行うと別々に執行したときにかかる選挙経費の合計に比べて
選挙費用を節減できる効果が期待できるなど、悪いことばかりではありません。
もしも衆院解散も重なっていれば、前代未聞のトリプル選挙となっていたかもしれませんね。