今年4月より、新たに国立研究開発法人として
スタートした宇宙航空研究開発機構(JAXA)。
これからはより、『日本全体での研究成果最大化』や
『社会課題の解決』、『新たな価値創造』を実現
するための活動が求められています。
7月2日には、新しいJAXAとなって初めて
JAXAシンポジウム2015が開催されました。
JAXAシンポジウム2015とは一体どんな催し
なのでしょうか?
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JAXAシンポジウム2015とは?
改めてJAXAに課せられた役割とは何かをさまざまな分野の方から
意見や要望を出し合い、「開かれたJAXA」のあるべき姿について
議論するために開催されたイベントです。
毎年テーマがあり、今年は「人工衛星利用」について、
測地衛星や気象衛星など地球を周っている衛星が
どのように活用されているか議論されました。
国土地理院や国際協力機構の代表者が、人工衛星利用分野での
活用事例を紹介したり、後半のパネルディスカッションでは
さまざまな分野のパネリストが、「人工衛星利用を
広げるために必要なこと」「それを支えるための技術革新とは」
などのテーマについて議論を交わしました。
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JAXAとは?
2003年に宇宙科学研究所(ISAS)、
航空宇宙技術研究所(NAL)、
宇宙開発事業団(NASDA)の
3機関が統合して誕生したJAXA。
政府の宇宙開発利用を技術面でサポートする
中核的実施機関であり、同分野の研究・開発・
利用まで一貫して行っています。
最近では、国際宇宙ステーション(ISS)第44次/
第45次長期滞在クルーに任命されている油井宇宙飛行士を
輩出したり、打ち上げ日が2015年8月16日(日)に決定した、
宇宙ステーション補給機「こうのとり」5号機(HTV5)・
H-IIBロケット5号機で話題となっていますね。
これから壮大な「宇宙」を通し、私たちにどんな希望や
未来を見せてくれるのか、楽しみです!