4日の東京証券取引所第1部で、
紆余曲折をたどってきた郵政民営化の
大きな節目を迎えることになりました。
日本郵政、ゆうちょ、かんぽの3社が同時上場し、
株式の取引が開始され4日の株式市場は
近年まれに見る賑わいと高揚感が漂い。
上場前から駅などで大々的に広告をうった
注目の日本郵政グループ3社の上場は、
順調な滑り出しをみせています。
Sponsored Link
4日の初取引の様子
上場の日となった東京証券取引所では、
日本郵政などの上場3社のトップらが
「上場の鐘」を5回ずつ打つ
上場セレモニーが行われました。
西室社長は今回の上場に対し
「日本郵政グループは本日をもって
新しい時代を迎えた。
株主の期待に応えられるようグループ全体の
企業価値を上げていくことを約束したい」
と、力強く述べました。
親・子会社3社が同時に上場するのは
国内でははじめてのことで
郵政3社の初値はいずれも、
事前申し込みで販売した
売り出し価格を上回り
- 日本郵政 1,631円(売り出し価格 1,400円)
- ゆうちょ銀 1,680円(売り出し価格 1,450円)
- かんぽ生命 2,929円(売り出し価格 2,200円)
特にかんぽ生命は3,430円と売り出し価格を
1230円上回り、ストップ高で取引終了。
1987年、NTTの以来の大型上場となり
投資家たちの高い期待感を見せつけました。
Sponsored Link
初心者の購入が増えている
今回の郵政上場は投資家のみならず
一般からの注目もとても高くなっています。
各証券会社では、郵政の上場が発表以降、
新規口座の申し込みが途絶えない状況が
ずっと続いていました。
これは、ゆうちょやかんぽの配当利回りが
保険業界などの他社に比べ妙味があることが
大きな要因です。
普通に預金するよりも利回りのいい
安心感のある株式に投資をして法が
お得と判断した方が多かったのでしょう。
一般販売が開始された今後も
この郵政3社の株から目が離せませんね。