先日10月31日に、日銀の黒田総裁が
バズーカと呼ばれるサプライズ規制緩和の
発表がありました。
昨日18日と19日で、日銀の金融政策決定会合が
開かれています。
そして、その会合で決定したことが、
正午くらいに発表されます。
15:30からは、黒田総裁の記者会見があり、
この会合で決定した内容について、
発表される予定になっています。
さて、18日に安倍総理から衆議院の解散と
消費税増税の先送りが発表されましたが、
今回の黒田総裁の記者会見で再びサプライズはあるのでしょうか?
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10月31日の黒田総裁サプライズ記者会見について
10月31日に黒田総裁が発表した内容について、
おさらいしておきます。
大きく3つ発表しました。
・長期国債の保有をを30兆円増やし、年間80兆円にするように増やす
・国債の残存期間(満期までの長さ)を3年延ばして10年に
・ETFを3倍増の年間3兆円、J-REITを同じく3倍の年間900億円買い入れを増やす
※ETF(上場投資信託)・J‐REIT(上場不動産投資信託)
なんのこっちゃ?
という感じだと思いますので、
簡単に噛み砕きます。
専門家からすると乱暴な言い方かもしれませんが、
ざっくり言ってしまうと、日銀が大量にお金を作りますよ
ということです。
で、お金を世の中にばらまくために、
国債とか、投資信託とかを買うので、
それで、お金を流通させてね。
ということです。
お金が流通すれば、産業が活性化して景気も回復、
景気が回復すると、会社からもらえるお給料も増える。
そうすると、さらにお金を使うから、
さらに経済がよくなるよね。
ということを狙っています。
また、一部専門家の見方では、
こうすることで、景気回復の期待が高まるから、
「安倍総理、消費税増税決断してね」
というメッセージも込められていたと言われています。
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7~9月期のGDPが2期連続マイナスに
しかし、17日に内閣府から発表された、
2014年の7~9月期のGDP(国内総生産)が
2期連続のマイナスという一次発表がされました。
3~6月期も-7.3%、さらに7~9月期も-1.6%
どんどんマイナスになってるやん!
景気悪くなってない?!
という状況になっちゃいました。
そんでもって、この17日に発表された、
GDPの数値がマイナスになったので、
安倍総理は消費税増税を延期することを
決定しました。
今日の黒田総裁の発表はどうなるのか?
とここまで、本当に簡単に
今日までの流れを書いてみましたが、
それを受けて、日銀が、そして黒田総裁が
どのように出るのか、注目が集まっています。
はたして、31日のときみたいに
サプライズな発表はあるのでしょうか?
19日の15:30に行われる黒田総裁の会見
ちょっと注目してみてみたいと思います。
ちなみに話は変わりますが、
19日は、内閣府から9月の景気動向指数
も発表される予定です。
こちらの数値も注目して見てください。