20日の東京外国為替市場で、
1ドル=118円台という数字になりました。
これは、約7年3ヶ月ぶりで
円安が進みまくってます。
原因はアメリカの長期金利が上昇する
ということから、金利差を狙って、
円を売って、ドルを買うという動きが加速。
また、最近では円安の影響をうけて、
家庭にも影響が出てきそうです。
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円安で影響を受けているサーモン
円安になるということは、
円が弱くて、ドルが強い
という意味です。
これは、商品を輸入すると不利になります。
例えば、もともと1ドルのオレンジがあったとします。
1ドル100円だったときにくらべて、
今は、オレンジを買うために、118円払わないといけない
ということで、高く(不利)なってしまいます。
これがサーモンで影響が出てきていて、
値段が高騰しています。
しかも、その値段が今での約1.5倍だそうです。
サーモンやノルウェーやチリなどの
海外からの輸入が多くあります。
しかし、円安に加えて、
ウクライナなどの海外でストライキ、
そして、海外でのサーモン人気などにより、
約1.5倍から2.0倍くらいまで高騰しています。
すでにスーパーでは値上げされているものもあるそうです。
気付いてました?
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回転寿司は持ちこたえる
回転寿司屋さんは売れている主力商品ということもあり、
今のところ価格は据え置きだそうです。
しかし、この調子で円安が進んだり
海外での消費が伸びていくと、
値段を上げざるを得なくなりましすね。
サーモンがウニやいくらなどの高級皿に
変わる日も来るのでしょうか?
なぜこれほどまで円安?
今回7年3ヶ月ぶりに1ドル118円という
安値をつけましたが、なぜこうなったのでしょうか?
理由はアメリカの米連邦公開市場委員会(FOMC)
これの議事録要旨発表です。
ここでは、特に大きな発表はなかったのですが、
日本とアメリカの金融政策の違いから、
日本とアメリカでの金利差が開いて、
ドルを持っていたほうが有利と判断されたようです。
専門家によると、このまま1ドル120円くらいまで
円安が進む可能性もあるそうです。
つい1年前くらいから比べると
すごい差ですね。
今後この円安がどのように影響していくのか、
様々な方面の情報を集めていきたいと思います。