10月31日に日銀総裁の黒田総裁が
金融規制緩和を実施しました。
この規制緩和実施は、消費税10%に上げるための
下準備だったのではという話があります。
その理由と、この金融規制緩和について
まとめてみました。
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そこに潜む消費税10%
なんだ、嬉しい事ばかりじゃん!
ということにはなりません。
この施策で、物価が上がるのですが、
それに併せて賃金も上がらないと、
景気がよくなったという雰囲気にならないですよね。
現に話題になったアベノミクスでも
一般市民の約9割近くが、景気回復を体感できない
と答えています。
また、さらにこの物価の高騰、賃金の増加にあわせて、
消費税を上げやすくする下準備ではないかと言われています。
事実11月中に消費税を上げるかどうかの会合が
実施されるため、そのときに決断できるように
今回の規制緩和が発表されたのかもしれません。
確かに、賃金が増えれば、消費税が8%→10%に上がっても、
一見ダメージは少ないように思えます。
しかし、物価の上昇が賃金の上昇よりも高かった場合、
家計にはダメージですよね。
今後、日銀が発行するお金が、どう日本市場で使われていくか
見守っていく必要があるようです。
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今起こっている円安と株高
10月31日に黒田総裁が規制緩和を実施するのを発表して、
円安と株高が進んでいます。
1ドル109円→112円まで一気に円安に
日経平均株価も約16000円→17000円台にと、
大幅に円安、株高に進みました。
日経平均株価が17000円台を超えたのは、
約7年ぶりのことだそうです。
この株価上昇が景気にいい影響を与えるといいですね。
なお、木曜にはヨーロッパの方でも
規制緩和が行われるかどうかの会合が実施される予定で、
この決定によっては、日本の円安や株高に
影響を及ぼす可能性があるそうです。
このニュースは家計に直接影響があるニュースですので、
これからもちょっと難しいですが、
わかりやすく追いかけて行きたいと思います。