1995年に放映開始されたSFアニメ作品、
「新世紀エヴァンゲリオン」
スタートから20周年を記念し、今年1月30日より
作中に登場する「ロンギヌスの槍」を月面にさすという
特別プロジェクトが開始され、目標金額1億円に向けて
支援金を募っていました。
しかし集まりが思わしくなく、残念ながら
プロジェクトは不成立という結果に。
最終的に支援金はどのぐらい集まったのでしょうか?
プロジェクトの詳細と共にまとめてみました。
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「ロンギヌスの槍を月にさす」プロジェクト
2015年、劇中と同じ年、そして20周年という
節目を迎えた「新世紀エヴァンゲリオン」。
その第弐十弐話の名シーンである、エヴァ零号機が
投げたロンギヌスの槍が月面にささる様子を再現しようと
「ロンギヌスの槍を月にさす」プロジェクトが立ち上げられました。
月に刺すロンギヌスの槍は長さ240mm、重さ30gのチタン合金製を予定。
また、月面への打ち上げや輸送、「ロンギヌスの槍」の射出等は
日本初の民間月面無人調査チーム「HAKUTO(ハクト)」の全面協力。
そして1月30日、クラウドファンディスクにて支援金1億円を募り、
4月5日までと期間を定めてプロジェクトが公開されました。
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達成できなかった1億円
公開して38日間で3,538万円という日本における
クラウドファンディング過去最高金額を記録した
「ロンギヌスの槍を月にさす」プロジェクト。
しかし、それからペースがあがらず、締切4日前の
4月2日の時点では約4,000万円に。
同プロジェクトは残り6,000万円を集めるべく、池袋PARCO内
エヴァ公式ストアにおいてオリジナルステッカーの配布や、
支援金5,000円の特典であるチーム・ロンギヌス隊員証デザイン、
そして10,000円の特典オリジナルTシャツのデザインを公開。
目標達成に向け、ラストスパートをかけました。
そして運命の4月5日。
支援人数1,384人。
合計支援金額5,469万5,000円。
結果は目標金額の半分に留まり、残念ながら
プロジェクトは不成立に終わりました。
今回集められた支援金は全額返金されるとのこと。
月面に槍をさすことは実現できませんでしたが、
日本のクラウドファンディング史上最高額という
記録を残したことは非常に大きな成果であり、
いかに大勢の人から注目されていたかがうかがえますね。